人見知り

人間って頑張らなくても空を飛ぶことができるって気づいた今日。その気になれば、あれだけ浮くことができる。午前中の時点であれだけ眠かったので、午後なんて眠気を通り越して吐きそうにもなる。カツカレーはあいかわらず嫌い。
郵便貯金で、5000円おろそうと思ったら間違えて5円しかおろせなかった僕を、かわいいと笑ってくれたら、僕は君のために降りてくるのに。
行きつけのラーメン屋で、「いつもありがとうございます」といわれたのが、唯一の救い。

白い紐靴

おなかがすいたら水を飲んで、泣きたくなったらおなかをつねる。
気づけばもう9月。今月から僕は新しい世界へと踏み出すことになる。本当だったら今頃、山梨にいるはずだったのに。たぶん僕は山梨で泣いていたのに。
風に揺れる旗のように、僕は支えがなかったら吹き飛ばされてしまう。

一人のために描いた夢

朝が終われば夜が来て、夜が終われば朝が来るように、僕は卒論にとりかかればエヴァンゲリオンを見て、エヴァンゲリオンを見れば卒論をやらなかったことに焦りを覚える。そんな生活が気づけば一ヶ月。もう8月も終わり。
僕の向かう方向がどこであっても、君はそこにいてくれるんだろう。そんな根拠のない甘えにすがって、僕は目をつぶって歩いている。何にも見えない。君の姿だって見えないんだ。見えなくてもいてくれるって、だからそんなのは幻想だって。君にだって歩く道はあって、僕につきあってる暇なんてないよね。人間の視野が180度なのはやっぱり隣にいる君を見るためだって。そう本気で信じられたのに。目をつぶっているからどっちが前かもわからなくて、だからまっすぐに伸びる君の道を僕は平気で横切るから、君は僕を見なくなったんだ。真っ暗な世界に僕は一人。目を開けてもしり込みするぐらいの広さの世界の中で、僕は一人。後ろに道なんてなかった。もちろん前になんて。

一人ぼっちは怖くない

ありのままの気持ちを
ありのままの言葉で
書こうと思う。

恥ずかしさに目をつぶらずに
それを感謝に変えて
書こうと思う。



最近
友達という言葉が
妙にしっくりくる。

しっくりきすぎて
涙が出そうになる。


僕は恵まれている。


どれが最高とか
そんなのは全然わかんないけど、

僕のことを
考えてくれる人がいるってだけで

僕は恵まれている。


僕を気にかけてくれたり、
一人になりそうなときに
一人じゃないって思わせてくれたり、
僕の悪いところを
本気で悪いっていってくれたり、
怒ってくれたり。

「ずっと友達でいようね」って言葉は
僕の勇気になった。

そしたら
涙が出てきた。


最近
友達って言う言葉に弱い。


何気ない一言だったり
メールだったり
行動だったり、

君たちは忘れてしまうかもしれないけれど、


それが僕の
支えとなって
力となって
涙となって、

僕は一生忘れない。


ただ
ほんとうに
ありがとうしか言えないのが
寂しいけれど、


僕の気持ちが伝わってくれてたらいい。


僕は
君たちが僕のことを思ってくれてる以上に

君たちのことを思っている。



ありがとう。

レミーと言葉の魔術師

せっかくのアベハナだというのに、僕は完全に邪魔をしてしまった気がする。でも大丈夫。そこまで気にはしていないから。
はじめてのビアガーデン。テンションあがりまくり。ビールしか飲めないものだと思ったら、ジンギスカンまで食べれる。なにより驚いたのはそれを母親が知っていたこと。
オトコは顔じゃない。じゃあなんだっていわれたら、それはちょっとムカつかせながらも気になる存在であること。僕は自然とそれができているのです。
久しぶりのモテ期に完全に調子にのっています。
玉山鉄二二宮和也長澤まさみの飲み会なんてそうそうあるものじゃありません。
そのなかでも、やっぱり僕はおもしろい。

しっかりしなさい

先生と銀行マンとアドバイザーとサッカーがうまい人と飲む。はなが舞い踊る居酒屋で、話に花をさかせる。
何事も調子にはのってはいけないのだ。浮かれ気分の気持ちもわかるけれど、バカ怒られてはいけない。
「近づいてください」より「近くにいてください」のほうが、たしかによい。
それにしても、社会人になったからって多くだしてくれるのは、本当にありがたい。

無愛想な受付

3日目。昨日のせいで、頭の中はすっかりシャングリラとブルースで。広島の暑さにまったく慣れず、路面電車の乗り方に相変わらずドキドキする。カキ氷はもちろんレモンで。
あの日もきっと暑かったんだ。あの時間で止まった時計はすっかり動き始めていて、でも確実に世界はあの時間で終わった。世界の始まりと終わりをぐるぐると回り、君と僕の時間は相変わらず同じ距離を保っている。世界を作ったのが神様ならば、こんな世界は悪魔が壊すべきだ。それでも悪魔だって涙を流す。それがまた新しい命をつくり、悪魔に作られた世界は我が物顔で覆い尽くす。神が望んだ世界が別にあるならば、作り直す必要なんてないのかもしれない。いっそのこと光を浴びて影になって、そこにとどまるほうが楽なのかな。光はときにまぶしすぎるから。
広島で初めての宝くじをやる。しかも、本気であたると思ったからやる。もちろん世の中そんなに甘くない。
勇気を出して窓側に座る。僕は鳥になった。けど自由は地に足をつけてから手に入れたい。