30日

朝から箸を使って、卵を割って、米を食べる。のりが味付けだったら言うことはない。 白鳥城は眠れる森の美女のお城に似ていて、ストームと名づけられたその日の気候は、お姫様の救済を拒むかのように吹き荒れる。絶好の写真スポットからの撮影は3分に限られ…

29日

次の日。バスに乗って気づいたら到着。橋の上でみたお城はまるでホーンテッドマンションで、近くから見たお城はまるでタワーオブテラー。ディズニーでしか例えられない知識の浅さ。見たことも聞いたこともないおじいちゃんに連れられて、わけもわからずとり…

ドイツのこと 28日

前日に、夜も眠れないほどの恐怖に打ちひしがれて、気づいたら朝の5時。ガラガラをガラガラさせながら、充電の切れそうな電話と空を飛ぶことへの不安を抱えて、パスポートを見せる。気づいたら50円おばさんのグループに配属されていて、赤い手袋がなんだ…

声の大きい人は嫌われる

朝から南の島へのチケットを手に入れるために、昨日と同じところに電話をかける。人生とは実にあっけなく、巧妙にできている。昨日のパソコンの前にいた時間を返してほしい。昨日の、今日への苛立ちを返してほしい。 ヨーロピアンになるまであと1週間をきっ…

外の中

人をうらやましがってしまうのが、僕の悪い癖だと感じます。僕を中心にまわっているわけではないのに、僕のいないところで僕の知らないことがおこるのが少し悲しかったりします。 特別自分のことが嫌いというわけでもなく、嫌いなところもたくさんありますが…

ダブルブッキング

僕は高校時代のサッカーの話をすることが大好きです。過去を美化する傾向がある僕なので、周りには迷惑をかけています。ただみんなベストパス、ベストドリブル、ベストゴールの用意はしておくべきです。僕のよさは、体力ないにもかかわらずビバリーをショー…

やる気のない2投目

あいかわらず僕は変わらないのに、あいかわらず時間は僕を置き去りにする。忘れてしまう時間だけど、忘れることから思い出ははじまる。 久しぶりに早起きをして、エスパルスのトレーニングシャツと、県選抜のスウェットに身をつつむ。あいかわらずいい人はい…

人見知り

人間って頑張らなくても空を飛ぶことができるって気づいた今日。その気になれば、あれだけ浮くことができる。午前中の時点であれだけ眠かったので、午後なんて眠気を通り越して吐きそうにもなる。カツカレーはあいかわらず嫌い。 郵便貯金で、5000円おろ…

白い紐靴

おなかがすいたら水を飲んで、泣きたくなったらおなかをつねる。 気づけばもう9月。今月から僕は新しい世界へと踏み出すことになる。本当だったら今頃、山梨にいるはずだったのに。たぶん僕は山梨で泣いていたのに。 風に揺れる旗のように、僕は支えがなかっ…

一人のために描いた夢

朝が終われば夜が来て、夜が終われば朝が来るように、僕は卒論にとりかかればエヴァンゲリオンを見て、エヴァンゲリオンを見れば卒論をやらなかったことに焦りを覚える。そんな生活が気づけば一ヶ月。もう8月も終わり。 僕の向かう方向がどこであっても、君…

一人ぼっちは怖くない

ありのままの気持ちを ありのままの言葉で 書こうと思う。 恥ずかしさに目をつぶらずに それを感謝に変えて 書こうと思う。 最近 友達という言葉が 妙にしっくりくる。 しっくりきすぎて 涙が出そうになる。 僕は恵まれている。 どれが最高とか そんなのは全…

レミーと言葉の魔術師

せっかくのアベハナだというのに、僕は完全に邪魔をしてしまった気がする。でも大丈夫。そこまで気にはしていないから。 はじめてのビアガーデン。テンションあがりまくり。ビールしか飲めないものだと思ったら、ジンギスカンまで食べれる。なにより驚いたの…

しっかりしなさい

先生と銀行マンとアドバイザーとサッカーがうまい人と飲む。はなが舞い踊る居酒屋で、話に花をさかせる。 何事も調子にはのってはいけないのだ。浮かれ気分の気持ちもわかるけれど、バカ怒られてはいけない。 「近づいてください」より「近くにいてください…

無愛想な受付

3日目。昨日のせいで、頭の中はすっかりシャングリラとブルースで。広島の暑さにまったく慣れず、路面電車の乗り方に相変わらずドキドキする。カキ氷はもちろんレモンで。 あの日もきっと暑かったんだ。あの時間で止まった時計はすっかり動き始めていて、で…

世の中ちょろいもんだ。

広島でのメインイベント。朝から行列に並び、降ってくる雨に準備不足を痛感する。 みんなが並ぶ方向とは違うところに向かいながら、結局並ぶ。2時間同じところでひたすら座る。話す相手もいないから、ひたすら座る。話し相手がいたとしても、座る。 チャット…

一人ぼっちは怖くない

というわけで、広島旅行。羽田で1時間待たされ、空中を2時間さ迷い、遺書を書くか迷いながら、広島上陸。 経験したことのない、ドワッとした蒸し暑さ。どんだけ人気なんだっていうほどのコインロッカー。恥ずかしい思いをした穴子飯。シップオブザイヤー。海を舞台…

別れる3つの理由

ここ3日で飲みに行くという、引きこもりの僕にはかなりのハイペースでとばしました。とりあえず生ビールが最近は普通に飲めるようになってきたので、それが唯一の成長なんじゃないかと自負しております。みなさんはワンクリック詐欺には気をつけてください。

ただの白黒の火

たわいもない日常を今日も僕は生きています、ということの存在証明のためにまた書き始めようと思います。誰も見ていなくても、別にいいや。一方通行の道だって、たまには走らないと。 久しぶりの再会をはたして、今日に色が加わった。それほど大げさなことじ…

久しぶり

こちらの日記はまるっきし放置しておりましたら、なんだか嫌がらせをうけてしまいました。そういうのには一切弱い僕なので、すぐそのコメントは消してしまいましたが。 まぁまぁ。それにちょっとへこんでいたのでエントリーシートが手につかず、かかってこな…

1月16日

この日が存在しなかったら僕は生まれてこなかったのだろうか。そんなことはない。何にでも「代わり」は現れる。この日がなかったら、他の日に生まれたのだろう。生まれたのはおそらく僕ではないが。僕の代わりも確かに存在するのだろう。 ビーフシチューとケ…

22日

最後の授業を受けて、まずいハンバーグを食べる。小雨が降る中を傘もささずに、落ちた黄色い扇を踏みつけながら、歩く。 安藤裕子のライブ。はじめて見た安藤裕子はとてもかわいくて、とても歌がうまい。かわいいのにといったほうが適当なのかもしれない。で…

16日

学校で自己を分析する。本を将来書いてみたいといったら、意外な答えが返ってきてうれしかったです。ひとりで映画を見る。山口智子がとても美人でとてもエロい。 渋谷で忘年会を兼ねた誕生日会。思わず口から出た言葉に我を忘れる。これで一回りしたので良か…

9日

レンタカーをして栃木に。徹夜でこしらえてくれた音楽を聴きながら、どんより曇った空を抜ける。旅のお供にはマックが必要なのです。 友達が働いているカフェでお昼。ランチ。豚バラ肉と長ネギのパスタは人気だったので、諦めてください。チャイはホットに限…

毎日のこと

今を生きるとかそんなかっこいいことじゃなくて、今しか生きれないから、仕方なく僕は今を生きている。一日二日で何かが変わることもなく、今から離れることができないから、僕は嫌々今にいる。変化を求めた日も、未来から気づいたときには過去になって、そ…

奥さんが危ないからやめなって、吉田くん

朝から電車に乗って。飲み物は午後の紅茶とコーラで大丈夫。混んでる不安なんて、練馬の時点で吹き飛びました。ただタイツまではいてきた僕の寒さ対策は長いスパンでみることにします。 ねじってあるものだと思っていたハチマキは、まるで折り紙の兜のようで…

FINEST

土曜の渋谷は何なんだろう。渋谷という響きだけで人が集まってきそうだ。「○○銀座」とかの商店街じゃなくて、「○○渋谷」という商店街があっても僕はきっと行かないだろう。あれだけ人がいて知り合いがいないという僕の21年間を疑いたくなる。「おばぁちゃん…

見知らぬ街

火曜日。はじめて足をふみいれた土地に一人で若干迷う。右も左も前後さえもわからない場所でソワソワしっぱなしなのは、着なれない服をきているせいもあるのかもしれません。裸族の方が服を着るのと同じ不安さだと思います。 前の前の女の子がかわいすぎてス…

院生読書室

この年になって小学校国語の教科書を真剣によむとは思いませんでした。隠れたものを見つけ出す難しさは、ポコペンをしたことがある人ならわかると思います。10数えた後の、がらんとした空気と孤独感。まさにその雰囲気に押し潰されてしまいそうなほど、僕は…

もう

11月の後半です。まったくなにをしていたのか思い出せない日々が続いております。 やらなきゃいけないことが山ほどあり、毎夜将来に対する不安で寝返りばかりうっています。

自分らしさって何だっけ?

2日間丸々かけて自分探しの旅に出て、いろいろ触れてこなかった部分を弄繰り回して搾り出す。ようやく出てきたそれを書き出すことは、正直違うと思った。自分を相手に知ってもらう為に、それを紙切れで表すのは何だかさびしい気がする。そこに答えは無いはず…