さすがルソー

今日から学校はじめ。何かこれから半年毎週月曜は西洋の教育史をやるらしい。んで今日やったのはルソー。おそらく名前ぐらいは中学生でも知っている。しかしこいつがまた奥深い。逆説的な啓蒙思想家といわれてもピンとこないだろうがそういうことらしい。さっぱりだ。授業の内容はこれまたさっぱりだったが、ルソーの著作の中に書かれている言葉が好き。
「不幸は物がないということではない。むしろ物が欲しいと感じるから不幸なのである。」(エミール)
「人間として完成させるには、人を愛する感じやすい存在にすること、つまり感情によって理性を完成させることだけが残されている。」(エミール)
ね、何かすごいでしょ!?何がって言われたらそれはよくわかんないけど、何かすごい。言葉そのものがすき。なんか人間のすべてを言葉で悟るってものすごいことだと思うけど、それを実践している人は数多くいる。ルソーもそのうちの一人。言葉が大衆に与える影響ってものすごいものがあるし、将来は人の心を動かせるような言葉を扱う仕事につきたい。感情とか出会いとかその場の気持ちとか時間がたった後に言葉にするとなんだか色あせてうまく伝わらなかったりするけど、それすらも言葉は超越できると信じてる。色あせずそのままの興奮状態を言葉で伝えられたらどんなにすばらしいことなんだと思う。言葉のもつ魅力をもっと発揮できるようになりたい。
なんだか浅い文章ですけど、今日思ったことは「ルソーやりよるね。」ってこと。