小秋日和

な1日。暖かかった1日。そんな日は弁当を買って、陽の当たるベンチに座って昼ごはんを食べるのが好き。授業が早く終わったから、なかなか人が少なくて静かで好き。たまに吹くひんやりとした風が好き。それでもジャケットを脱いじゃうくらいにがんばった太陽が好き。自分の世界に入れる感じが好き。
何も考えずにただボーっとするだけでいい。弁当を食べ終わった後は本を読もうなんて考えたら楽しみでたまらない。待ち遠しくてたまらない。鳥が鳴く音、飛ぶ羽の音。車の走る音、クラクションの音。人たちがしゃべる音、笑う音。すべての周りの音が、喧騒さえもBGMに。そんな日向ぼっこが好き。