好きなことと嫌いなこと

誰かが言ってた。
「大人になって嫌いな食べ物がへったって思うかもしれないけど、それはその食べ物に触れる機会がへっただけの事。大人になったらそれらを意図的に避けることができるから。」
それでいいと思う。嫌なものやことに無理やりチャレンジして、何とか高い壁を乗り越えようとして、何とか成長しようとして、今まで避けてきたことに向き合うことはどれほどの意味があるのか。自分にはわからない。その過程に、がんばってる自分に満足するなんて、そんなの無駄に決まってる。好きなことをやる上において、もちろん困難も見えてくるだろう。壁の向こう側にいかなければいけないときだってきっとある。ただ壁を越える方法はひとつじゃない。乗り越えることしか壁を越えられないって考えるなら、それはエゴだ。高くてどうものぼれないと判断したのに、まだ登ろうとする勇気は自分にはない。それをほしいとも思わない。避けるって道だってきっとある。意図的に避けた道ですら、遠回りした道ですら、それは壁の向こうときっとつながってる。嫌なことに時間をかけるのはやめようと思う。好きなことだけじゃ生きていけないのぐらいわかってる。でも嫌いなことを避けて生きていく方法だってきっとあるはずだ。好きなことをやっていく上での壁すらも、もっと柔軟に考えていけるような創造力を身につけよう。もちろん嫌いな食べ物はこれからも避けていく。
でもビールとコーヒーは飲めるようになりたい。それ以外の嫌いな食べ物は避けていこう。