途中下車の旅

MI332006-05-04

秩父へ。大々的に宣伝している芝桜を、ゴールデンウィークに。グループ交際です。
行きの電車から密着。通勤の山手線並みの混み具合。ただ違うのが、老人がはてしなく多いということ。老人のにおいをかぎながら、さすがに2時間はきつい。そこは途中で降ります。車で迎えに来てもらいましたがこちらも渋滞。全員に迫ってくる尿意。まぎれるようにとやった駅名しりとりが意外に盛り上がったのが収穫です。
予定を大幅におして、名物のそばを食べに。どこのそば屋も混んでいて、外まで並んでいる状態。待ち時間にみんなでサッカーをしたのがなんだかとっても素敵でした。そばはもちろんおいしいです。でも残念なのが、僕はうどん派です。
目指すは鍾乳洞。ソフトクリームが食べたい気持ちは入ってすぐなくなります。ひんやり。いやむしろ寒いぐらい。でもそんな気持ちもすぐなくなります。何千年もかけてやっと自然に出来上がった岩に感動しながら、人が作った階段をひたすら登る。腰を曲げながら、頭をぶつけないように気をつけてもやっぱりぶつかる。最初ははしゃいでいても思いのほか長い洞窟に一抹の不安感を覚え、階段を駆け上る。出るころにはすっかり体が熱くなってしまいます。
次。イチゴ狩り。押していたので目指したところはやっていなくて断念。残念。「イチゴ狩り」は標準語でいえるのに、「イチゴ」だけだととたんになまってしまう故郷の根強さは、やっぱ素敵です。
かき氷。天然氷のかき氷。前食べたとき絶品だったかき氷。きっとみんなもおんなじ気持ちだったのでしょう。50分待ち。おしているのにそこのロスは無理です。
今日の目的。芝桜。羊がいる山を目指して歩く。羊の鳴き声が思いのほかかわいくなくオッサンだったのに驚き、げんなりしながら、目の前に広がる芝桜。とってもきれいです。いろいろな色の芝桜が模様を描いて、まるで意思を持ってそこに咲いているようで、なんだか勇気づけられます。オレンジの光に包まれて、それにも負けないぐらいの強い色を目一杯だして咲き誇る。いろんな人がいろんなポーズで芝桜を背景に写真を撮ってました。でも、どんなポーズでとってもきっとメインは芝桜になってしまいます。
夕ご飯を食べて、気づいたら目があかないほどグッタリ。とても楽しい1日でした。ありがとう。でもしつこいのはご遠慮です。またみんなで行きましょう。