22日

最後の授業を受けて、まずいハンバーグを食べる。小雨が降る中を傘もささずに、落ちた黄色い扇を踏みつけながら、歩く。
安藤裕子のライブ。はじめて見た安藤裕子はとてもかわいくて、とても歌がうまい。かわいいのにといったほうが適当なのかもしれない。できることなら友達になりたいと思った。あんな友達いたら、僕は毎週のように飲みに誘ってしまいます。もちろんいくら断られても。
アカペラで聴く声は、何だかとても優しくて。暗い歌でも力になる気がする声で。歌が大好きなんだってのがにじみ出ていた気がします。いつまでも歌わしていてあげたい気分になります。いつまでも聴いているから。かわいいのに。
その後はいつもの和民んち。久しぶりのご飯セットを食べながら、話す内容は、最高のパス・ドリブルの話から生と死についてまで幅広く。本を読んだり、学校で映画を見ている自分をオシャレだと勘違いしてしまうのをどうにかして欲しい。仲いい人には影響を受けているものだ。影響を受けている人と仲良くしているというのは、確かにその通りだろう。僕は影響を受けやすい人種のようだ。
とりあえずロッカーを大きくして安くして、ウイダー以外の自販機も置くべきだろう。ウイダーは飲まれてしまうから。