東京タワー

MI332005-10-25

前にもこんなタイトルだったけど今日は本のほう。今頃って話だけど、自分が久しぶりに読んだ本。感動した本。
これやばいと思う。なんか家族の絆とか人間模様とかずかずか体の中はいってくる感じ。マジ泣ける。自分の日本語力のなさにがっかりだけど、でも素敵な本。家族のありがたみとか、「オカン」「オトン」のリズムが絶妙。オカンの常にあるあたたかさとか、オトンのたまに見せるやさしさとか絶妙なコントラストで語られている。しかも言葉の使い方がとてつもなくうまい。なんか引き込まれるってこういうことだと思う。言葉を読んでその風景が、しかも鮮明に浮かぶってあまりにも素敵。言葉を読むっていうか言葉を「見る」感じ。伝わってればありがたいけど。
リリーフランキーは去年の学祭でみてから、ちょっと気になりだし始めた程度だったけど、この本を読んで大ファンに。こんな風に言葉を使いたいって思った。言葉の持つ魅力を最大限に生かすって難しいけど実践してる感じ。そんな素敵な人の素敵な本。