奥さんが危ないからやめなって、吉田くん

朝から電車に乗って。飲み物は午後の紅茶とコーラで大丈夫。混んでる不安なんて、練馬の時点で吹き飛びました。ただタイツまではいてきた僕の寒さ対策は長いスパンでみることにします。
ねじってあるものだと思っていたハチマキは、まるで折り紙の兜のようで。足袋は白いほうがいいと思います。
七夕祭以来、久しぶりの空気感に気分の高揚は仕方がない。おめでたいせきに赤飯を食べれないことを短所として自覚しなければならないと思いました。ただ、料理は抜群でした。昼から酒を飲むのは、それはお祭りだからです。
屋台で七味唐辛子や包丁を売るよりも、Wiiなんて当たるはずのないくじをやるよりも、寿司を売ったらいいという渾身のアイデアも正直食べたくない歩きながらの寿司。不良の証のクレープは、新静岡ならではなのでしょう。インド人はケバブよりも、カレーを売るべきだと思いました。飲酒、喧嘩、口論が厳禁な神社でタバコを吸って、清水で薬を飲もうか迷って、大々的にアピールするトイレを横目に歩く。紫いも大判焼きはいつの間にか茶色になって、ドーナツ屋がドーナツを食べ歩く。流れるプールの流れに逆らって歩くことを水の無い大海原でやることは、そして押し戻されることは、人間の尊厳を破壊しかねません。一つ言えることは、人の評価なんてどこで決められるかわからないということです。
革命を起こそうとする雑貨屋みたいなオシャレな店。けど無血の革命なんてありえないことをしっかりと考えてみてはいかがでしょう。「パンがないなら、お菓子を食べればいい。」なんて甘ったれた思いを打ち倒すために。脳年齢36歳が言う戯言です。聞き流してくれてもかまいませんが、ぜひとも言わしてほしいことは、卵の入っていない巻き寿司は人間のいない世界ほど素晴らしく、豚汁にねぎと豆腐は欠かせないということです。とてもおいしかったです。ごちそう様でした。
初めて来た家に、家主のいない家にて日本酒を飲む。「時計壊れてますよ」と言いたくなるほどの15分を経験した僕らでしたが、次から次に出てくるおいしい料理に時が経つのを忘れてしまいます。静岡の一庶民の家に生まれた僕が、遠く離れた地でお酒を飲んでバームクーヘンを食べているという状況がおもしろくて、酒のスローペースとは裏腹に笑が止まりませんでした。ブリ大根がとてもおいしかったです。たい焼きも最高でした。ごちそう様でした。たべてばっかりな気がします。
生まれてこのかた、「わっしょい」と言ったことのない僕がおかしいのではないかという感覚に飲まれてしまうほどの「わっしょい」の雨あられ。そういうのを見ると、金八先生の最終回と同じくらい鳥肌が立ってしまいます。同じ温度ならいいのですが、僕の温度はそう高くなかったのです。2階でお酒を飲んでいた人の温度は、屋台を引いている人よりも高かった気がします。男はいつまで経っても子供なのです。男はいつまで経っても下ネタが大好物なのです。そうこうしているうちに、中町一番。軽い奇跡をウォーミングアップに、写真を撮るほどまでに温まりました。
帰りはだいぶ遠回りをして、音しか聞こえなかった花火を眺めながら駅に。長時間の乗り物の旅には、コーラは欠かせません。西武線も、パイロットと同じくらい粋なことをしてくれればいいと思いました。
なんだかとっても楽しい一日でした。本当においしい料理と温かいもてなしをありがとう。二人のママには感謝感激です。感謝感激雨あられです。誘ってくれてありがとう。
ありがとう。ホントに楽しかったです。